上の絵は、絵チャでだらだら描いてた落書きです。 ヨウコ先生・セルゲイ・ベナツキは、途中から参加して下さったしろのさんの絵ですw 掲載許可もらってないけど、たぶん許してくれるよ!こんど事後承諾もらっとこうw
さて、舞-乙HiMEが終わったわけですが。 昨日の夜の二話連続放送(25・26話)をもって。 結論から言うと、いい終わりかただったと思いますよ。 前作の最終二話がひどかったから、25話の前半まではかなり不安で見てたんですが、 その後は最後までずーっとニヤニヤしながら見てました。 いや、前作の問題点を華麗にクリアしていてすばらしかったですよ。 (ちとこの先しばらく「舞-HiME」最終回の悪口になりますので、気に入ってるかたは読まない方がいいですよw)
前作の一番気に入らなかったところは、おそらくファンサービスでもあり、また 今後の商売(次回作や関連商品)のことを考えてのこととは思いますが (デ●ズニーの『リトルマーメイド』戦略とでも呼びますかw) 最後で全員生き返らした上に、ラスボスが全部悪いような感じにごまかして 感情の流れをぶったぎったことろなんですよ。個人的には。 この場合、生き返ることに伏線があったかなかったかなんて関係ないですね。 象徴的なのは、静留さんの「かんにんなぁ」。 あれで御破算になる程度の確執だったとは当然思えませんし。 他のキャラも、限界まで追い詰められて自らを闇に落とした者が多く、 それらに感情移入をしてる度合いが高いファン程、コケにされるという有り様。 まあ、他のかたもおっしゃってましたが、ラストだけ独立してみるとそれなりに バカバカしくて面白いんですけどね。 バカアニメをやりたいのなら、それまでの過程にも「これはバカアニメだ」という 雰囲気を提示しておかないと。
今回は理屈っぽい物語の整合性よりも、最後までエンターテインメントであることや、 今までつきあったファンに向けたサービスを盛り込むことに重きを置いた感触で、 それはそれは呆れる程見せ場てんこ盛りでたのしゅうございましたw 理屈や整合性なんて、ハードSFでもない限り厳密なのはいらんですよ。 演出や勢いでもって、見てる最中「あれ?」と思わせないパワーさえあればw それなりにセリフがあったキャラにはそれぞれ(ミーヤ以外w)見せ場や美味しい場面が 用意されてるのが嬉しいですねぇ。 それぞれ、 「おお、このキャラはこんな再登場か!」とか 「こんな隠し玉もっていやがったのかw」とか、それぞれどのキャラのファンに対しても にやりとかクスリとかさせてくれるのは、ほんと頭が下がります。 よくこんな短い時間にここまで詰め込んで下さいました。 実際見る前は 「どうせ今回も去年と同じで最終二話でグダグダになるのとちゃうん?」 とか考えてました。正直すみません。 それぞれの登場の仕方、闘い方、決め台詞など、いかにもそのキャラがやり(言い)そう、 またはやって(言って)ほしいと思わせる感じで、 個人的には、私を含む一部のファンが夢見てた、マリアさまの若き日の戦闘装束を拝めたことと、 アスワドの「またせたなぁ〜」的登場シーン、マキマキ髑髏ローブやアカネねこミミローブ なんかがツボでしたw あざといなぁとか思いつつニヤニヤ。 ミユや舞衣・ミコトもさり気なく存在感アピールしてて○。 あとハルカチャ!俺の嫁!が、最後にもうひと暴れ…つか、前期オープニングの鉄球振り回して 大暴れのシーンがいつ見れるかと待ち望んでたら、最後かー!って感じでw 今までもそれなりに戦闘シーンはあったけど、いまいち不完全燃焼だったしねぇ。 ちと残念だったのは、ジパングのキャラの活躍がほとんどなかったことかなぁ。 あとヤヨイとリリエの扱いが哀れすぎる…w
ストーリーに関しては正直未消化な部分が多いというのがぶっちゃけた感想なのですが、 基本的にこのシリーズはキャラを魅力的に描くことをメインに置いているのは明らかだし、 こんな感じでいいんだと思います。 前作はキャラの演出にしては話を深刻かつ複雑にしすぎた感じがありますから。 今回だって、あそこまで追い詰められた国民(それこそ王室狩りをしてしまうくらい)や 不幸な境遇のアスワドの民などを描いておいて、最後そのへんは投げっぱなしだったり するところは正直どうかなぁとは思いますが、あのテンコ盛り感の前ではわりとどうでも よくなりますねw 部分的にはその後を暗示させるシーンを用意してあるし、それがあえてきっちり描かない ことで、うまいことぼかしてる感じもありました。 それでもナギの扱いは軽すぎるなぁとは思いますけどねw トモエも今までやってきたことを考えると、あのまま転落死でも因果応報という感じだと 思うんですが、まあ人気のあるキャラですし、あんな扱いでしょうw 生きてることが確認できた以上のことを描写しないことで、その後の処分などをごまかし てるのは上手いですw 実際ナギもトモエも(そしてニナも)、最後まできっちり成りゆきを描き切ったら、 かなりえぐいことになりそうですよねw それこそ中盤のアオイさん並みの扱いにw
とにかく、舞-乙HiMEに関しては最後まで楽しませていただきました。 OAV化の話もあるみたいなので、もう少しこれらのキャラを楽しめそうですねぇ(´∀`) |